No Mercyを起因にCollective ShoutがSteamと同時にitch.ioの利用している決済代行業者に圧力をかけ、結果itch.ioでR18ゲームがアクセス不可能に
Mastercardは、ゲームやゲーム制作者サイト上の活動について、いかなる審査や制限も行っていない。
Mastercardのネットワークでは「合法な取引」はすべて許可されている。
不法な取引(例:違法なアダルトコンテンツ)にカードが使われないよう、加盟店には適切な対策を求めている。
反論:Mastercard本体はやっていないかもしれないが、構造として実質的な萎縮作用がある
@ogi_fuji_npo: マスターカードが、自分たちは合法的な作品の検閲をしていないという声明を出して、世界中の人たちから、そんなはずないという突っ込みを受けているわけですが、私が色々と聞いてる限りでも、Masterは長年そうした金融検閲を主導する存在でした。 日本の主要な電子書籍ストアには、だいたい私はヒアリングを済ませていますが、その話を聞く限りでは、2010年代の金融検閲は、VISAよりもMasterからのクレームが多かったようです。ただ、もちろん国際ブランド本社から直接ではなく、契約している決済代行会社を通じて、電子書籍ストアに対して、通販サイトにある作品のURLが送られてきて、「この商品をテイクダウンしてください」と通知してきたと聞いています。
ただ、この頃は、いきなり契約を打ち切るとか、預かってる売上金を入金しませんみたいな強硬な態度でなく、ある程度、猶予があったので、いったん商品を取り下げて、タイトルや説明を一部伏字にして再度上げるみたいな、そういう感じで乗り切っていたそうなんですね。
それが、やたらとクレームの件数が多い月があったり、ピタっと止まって何か月かしばらく音沙汰がなかったりと、規則性が見えない形で続いていたんだけど、だんだんと件数が増えだして、さすがに、電子書籍ストアとしても対応に困って、決済代行会社にどういうルールなのか、もう少し具体的に教えてほしいと要望を出していくうちに、ブラックボッスになってた事情を、少しずつ決済代行会社も明かすようになっていったわけです。
決済代行会社のところにも、Masterの本社から直接「この商品を取り下げろ」という話がくるんじゃなくて、シンガポールにあるMasterの下請けの調査会社のようなところから連絡がきて、Masterのブランドを傷付ける可能性のある商品についてはそこが調査をして、警告することになっているという、伝言ゲームみたいな状況だったようです。
日本の電子書籍ストアで伏字が広く用いられるようになったのは、決済会社と書店が、このMasterの下請けの調査会社が「問題のある商品」をクロールして見つけ出す方法を推測して、そこに該当しないような方向で萎縮していったという流れがあったわけです。そうした状況も、2020年代にさらに強硬な姿勢をVISAが示したことで、終わりを迎えるわけですが。
@Grummz: Valve confirms Mastercard uses 3rd parties for their dirty work to try to protect their brand, while at the same time forcing its censorship on Steam. The term cited is quite clear, any content, legal or not, that Mastercard deems a problem to the brand, can be an issue.
Mastercard is lying about allowing all legal content.
itch.io はsteamと違い審査を後からやるので、広い範囲で対応しないと不確実な管理しかできなかった
VISAやMastercardより寛容な別の決済ネットワークを使おうとしている
@ogi_fuji_npo: itchioからの新しい発表ですが、引用されている決済事業者ストライプからのコメントが興味深いですね。ストライプとしては、将来的にはアダルトコンテンツ向けの決済サービスを適切に提供したいが、現在は提携している銀行からの制限でそれができない、と。これは、「オペレーション・チョークポイント1.0」などの問題も背景にあるというニュアンスを伝えたいのでしょうか。 クレカが止められると(おそらく止められるまで日数的な猶予がない)事業が存続困難になるのでitch.ioはクリエイターに事前に知らせる前にシャドウバンをした
2025年7月22日
@dankanemitsu: 反ポルノ表現規制団体がクレカ会社等を経由しSteamに対し圧力をかけ発売承認済みタイトルを取り下げさせた事件について報道した記事(引用者注:viceの記事)が運営上層部から圧力で削除され、記者が退職する事件が発生。どうもアダルトな話題を取り上げるのを忌避する流れが一部で発生している模様。 同作は今年の3月22日にリリースされるとその内容が問題視され、オーストラリアに拠点を置く女性の人権擁護団体Collective ShoutやイギリスメディアLBCなど、複数の団体やメディアが販売中止を求める声をあげていた。各国当局も反応を示し、イギリスの内務大臣Yvette Cooper氏や科学・イノベーション・技術大臣のPeter Kyle氏もLBCを通じてコメントを発表。Valveに対して販売の差し止めを求めていた。英国法では合意のない性行為を露骨かつリアルに描いたポルノ画像を所持することは禁じられており、『No Mercy』のような作品が英国向けに販売されているのは法に抵触している可能性があるということのようだ。
VISAとMastercardの問い合わせをパンクさせる攻撃をしているらしい
Perhaps a different comment in that thread summarizes the ordeal best: “There’s really only 2 things that can unite Gamers: hate campaigns and gooning.”